Appleは2016年9月に新しい広告サービス【Search Ads】の提供をアメリカのApp Storeから提供開始しました。
現在、アメリカでは多くのワードで広告出稿が開始され、
計測SDKのTUNE社ではAdoption(利用するマーケターの数/採択数)がNo.1になっています。(11/16 時点)
どのように表示されるのか、実際にApp Storeで検索をしてみました。
検索キーワード「new game 2016」
検索キーワード「camera」
検索キーワード「casual games」
下記の様な様々の表示が可能とのことです。
出展:https://www.clickon.ch/appstore-search-ads/
現状わかっている点をまとめると以下の通りです。
・最上段に表示
・ADの表記あり
・背景色が変化
・関連ワードのサジェストあり
・Search Ads経由のインストールはSDKで計測化(別途URL発行の必要あり)
・課金体系はCPC(正確にはCPT, Cost Per Tap)
参考まで、海外の記事によると以下のよう数値が出ているという報告もあります。
・CVRは49.4%
・CPI換算で$0.40(約40円!安い!)
また、上述のPocket Gamerにて、Apple Search Adsの出稿手順をまとめてくれています。
簡単に要約すると以下の通りです。
1.アイコン、スクリーンショット、ディスクリプションを整えましょう
2.ワードをしっかりと選定しましょう
└闇雲に全ワードへ出稿というのは残念ながら出来ません
3.出稿費用の制限をしましょう
4.Appleのデータを活用しましょう
5.ユーザーのプロファイリングを行いましょう(年齢、性別、IP)
6.ApplePayやHomekitのデータとは連動しません
7.Appleが提供してくれるレポートを参照しましょう
なお、Search Adsのアカウントの開設には
iTunes Connectのアカウントに関連づいたApple IDが必要なため、
広告事業者が代理で運用するのは難しくなりそうです。
アメリカ現地ではアプリディベロッパーが直接運用を行っているそうです。
https://searchads.apple.com/
CPI換算40円というデータは当然アプリによると思いますが、
日本でのリリースも待ち遠しいですね!
続報があれば更新させていただきます。